中学の学習が大きく変わる―英語
中学生の新学習指導要領の内容がどう変わったのかお伝えする 第二弾は 英語です
英語は今回の学習指導要領の改訂で一番授業時間が増えた教科です
新学習指導要領では、はどめの解除が特徴的です。
はどめの解除とは
「~は扱わない」 「~は基本的なものにとどめる」といった学習内容の歯止め規定が
「学習指導要領に定められたことが載っていれば、それ以上のことも載せてOK!」という
「最低基準」へと変わったことです
これにより取扱内容が一気に増加!
語彙・文法・読解・・・英語はどれをとっても大幅にレベルアップしています
どのように増えているかというと・・・
Takeという単語の意味は
今まで
1.(乗り物に)乗る
2.(写真)をとる
3.(もの)を買う
4.(ある行動)をとる、する
5.席につく、すわる
が取り上げられていたのに対し!
これからは
1.(乗り物に)乗る、~に乗っていく、使う:(道・コース)とって行く
2.(写真・コピー・記録などを)とる、書き取る
3.~もらい(買い)ます
4.(手に)取る、つかむ(手にとって)持っていく、連れていく
5.(授業・試験などを)受ける
6.(ある行動を)する、とる
7.(新聞などを定期的に)とる、(席などを)予約してとる、(部屋などを短期的に)借りる
8.(物が場所を)とる(人が席・地位などに)つく
9.~に(を)踏み出す
10.(ばらばらに)解体する、ばらす
11.~を脱ぐ
12.~を取りだす、~持ち出す、~連れ出す
といったように用例が2倍になっています
個人的な感想からいうと・・学習内容増えましたが、がんばってこの学習内容についていければ、英語力はつくと思います。
学校で学べる英語の幅が広がったことは、自分の英語力を高めるチャンスでもあるので、ぜひ新中学生には頑張ってほしいです
2012年02月24日 12:12│教育情報