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書く力は想像する力

先日小学3年生、5年生対象に行われた「全国学力調査」の結果が出ましたねヒミツ

国語に関してはダントツ「書くこと」の正答率が57.9%と低い結果が出ました。

特に「目的や意図に応じ、必要となる事柄を整理して簡潔に書く」問題に関しては無回答率も高く、

「なんだこりゃ、意味わかんね」とか「めんどくさい」と言っている子どもたちの顔が思い浮かびました 笑

算数問題で無回答率が高かった問題が以下の問題です。

『犬を飼っている8人が学級全体の人数の25%にあたるとき、学級全体の人数を求める式と答えを書きなさい。』

問題の趣旨は百分率の意味について理解しているか、ですが、

子どもたちはこういうちょっとひねった式の組み立てがとても苦手みたいです。

特に算数の文章問題は、機械的に見えた数字をたすか、わるか、かけるか、ひくかすればいいと

思っている子も多く、文章を読んでイメージ化するのが苦手なようです。

教室では、なるべくイラストを描いて説明したり、実際子どもたちに描かせたりしています。

結局算数も読解力、想像力なんだな~っと常々思います。

国語の「書く」力もやっぱり読解力と想像力が必要だと私は思います。

問題の趣旨を読みとって、それに合う文章をイメージ化する。

プラスアルファで「語彙力」もやっぱり必要です。

語彙力には読書と、家庭での会話・・特に大人がしっかりとした日本語で話しかけてることが大切だと思っています。


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2013年02月27日 10:32│教育情報