塾講師経験が豊富な望月美宏先生は「子どものうちから勉強好きはいない。」
「初めは好きでもなんらかの理由で好きでなくなっている。」という。
「親が何もしなければ子どもは勉強しない。」
子どもが勉強するのは「宿題があるから・テストがあるから・受験があるから」といった外からの要因によるもの。
保護者は子どもに「勉強が楽しい」と思わせることと、
「勉強する必要性を認識させる」ことが必要という。
※参考:教育ママ・教育パパ応援宣言HP
数学者の上野健爾(京都大学)は「自分で考えることが出来ない、
学ぶ力がない大学生が多い」ことを指摘しています。
その原因に「学ぶ力が一番身につく高校時代に無駄な努力をしている」ことと、
「受験に関係ない教科を多くの高校生がまったく勉強しないこと」の2点をあげています。
「文系の学問でも、数学が必要となる分野は多い。
ところが高校で数学の基礎を学習してこなかったので、大学での勉強は難しいものになってしまい、
大学では授業が成り立たなくなる。
問題なのは単なる知識の量ではない。学ぶ力が育っていないので、いくら補習を行っても成果が上がらない。」と、
「自分で学ぶ力」の大切さをあげています。
いい大学に入れるための高校に進学する、 そのために進学塾に行かせる
そうして大学に合格した後に、大学で無気力になる学生も多いようです。
将来これをやってみたい、将来あれになりたい、だからこの学校に進みたい、今これが苦手だから
これをこう勉強しよう、、、子どもたちには自分で自分の将来を切り開いていける人材になってもらいたいですね
2014年10月17日 10:54│教育情報